例文17 – 夕食前に帰ってきてよ

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dinner

この例文では、dinnerが午後8時です。子供にとっては、ちょっと遅めの夕飯ですね。

「朝食」-「昼食」-「夕食」はbreakfast – lunch – dinnerですが、重きをどこに置くのか、昼なのか夜なのかで違ってくることもあるようです。食文化は国や民族、生活習慣などで違いがありますから自分の感覚だけでは理解できない部分があります。例文180の解説欄には「夕食」としてもうひとつsupperが載っていますが、これは昼がメインの食事(= dinner)だったときの軽めの夕食のことを指すことが多いようです。必ずしも「夕食」=”dinner”ではないということですね。

この例文でのdinnerは主語で無冠詞です。あとは例文81、120にも登場し、やはり無冠詞で使われています。

“have dinner”:「夕食を食べる」(例文81)

“prepare dinner”「夕食の準備をする」(例文120)

「例文で覚える中学英単語・熟語1800」の範囲でdinnerを使ってもっと表現できるように調査・・・

“cook dinner”:「夕食を作る」(例文203の解説欄)

この本ではこんなところです。ここで留まらずに、どんな表現が可能かを自分の語彙力の中であれこれ考えてみることが肝心です。キモです。

他の動詞との組み合わせはどうか・・・次のようにです。

“make dinner”:「夕食を作る」

“eat dinner”:「夕食を食べる」

“go to dinner”「夕食に行く」

“go for dinner”「夕食を食べに行く」

もちろん他の品詞との組み合わせも考えて・・・。

前置詞:at

atは前置詞で「~に、~で」の意味で時刻・場所を表す、という説明があります。時刻の場合は「…時に」で場所の場合は「~で」です。前置詞:atの特徴は、時でも場所でもある一点を表すということですね。この例文では「午後8時という時刻に」:”at eight p.m.”です。

atが実際にどのように使われるか知るには、なるべく多くの例を見た方がいいです。この本に出てくる例をまずは確認しておきましょう。

時を表すatの例

at eight p.m.(この例文)

at noon(21)

at five thirty(22)

at five(80)

at four thirty(91)

at night(112)

at six(127)

場所を表すatの例

at home(27、203)

at ABC store(43)

at the last bus stop(44)

at a hotel(57)

at a new fruit store(64)

at front side(72)

at the supermarket(96)

at the second traffic light(101)

at the department store(102)

at a market(116)

at the airport(121)

at the party(147)

at the nursing home(175)

at the convenience store(212)

look at~(8、33、112、179、256)、look down at (226)のように動詞:lookとともに使われるatも見ようと目を向ける一点の場所ですね。

その他、be good at ~(12)は関連、at a high speed(205)は速度というように、atの基本的な意味から拡がった意味合いの使われ方もあります。

atの使い方になれるためには基本的意味を先ずは理解して、あとはなるべく多くの英文に接していくのが一番よさそうですね。

eight

発音ですが例文14のページでも書きましたように、このeightのeiと同じ発音をするのが例文124のneighborで、どちらも[ei](エィ)です。そしてghは読まないのでeightの読みを発音記号で表すと[eit]になります。

また、eiのeの方だけアルファベット読みで[イー]と発音する例としてはeither(例文14)やreceive(例文242)があります。

eight以外の数についても最低限、知っていないと困りますから、この本の15ページにある基数・序数のまとめてチェックで確認です。

p.m.

am/pm(エーエム・ピーエム)というコンビニがありましたが最近は見なくなりました。午前でも午後でも24時間開いているコンビニエンスストアというとコンセプトから命名されたそうですが日本国内では今はもうないようです。

p.m.とは午後の意味で、時を表す数字の後に置いて使いますが、午前か午後かはっきり分かるようにしたい時ですね、~時という表現で必ず付けなくてもいいのは日本語でも同じです。午前はa.m.です。

等位接続詞:so

この例文のsoは等位接続詞ですね。

ある事柄をいって、だから(so)~だよ。というように文と文をつなぐ役割です。

この本では例文166、176、257にも等位接続詞としてのsoが出てきます。

英語を話すときは瞬発力が大切ですね。色々頭の中で難しい英文を構成してから、やっと言葉が出てくるような状態では、相手とうまくコミュニケーションすることはできない。だから簡単なセンテンスでいいので、すぐに言葉が出てくるようにする、そして話を展開するために接続詞のandやso、but等をフルに活用する。最初の内はこれでいくのがいいですね。

come back

一度引退した人が復帰するような場合に「カムバックする」とは日本語でも当たり前のように使っています。このカムバックは名詞でcomebackなんですね。「カムバックする」なら”make a comeback”のようになります。では、この例文の”come back”はというと・・・。

この本「例文で覚える中学英単語・熟語1800」の見出し語の意味・解説欄の品詞表示では「熟語」となっていますが、一般的に「句動詞」と呼ばれるもので「動詞+副詞」あるいは「動詞+前置詞」の形で熟語を形成し1つの動詞のように使われます。

home

日本語で「マイホーム」というときの「ホーム」は名詞ですが、この例文のhomeは「家に」の意味で副詞ですね。”come back to home”のように前置詞:toは不要です。同じようにtoを入れてしまいそうな例が「外国へ行く」という時の”go to abroad”、これもabroadが副詞なので前置詞:toが不要ですね。abroadは例題121に出てきます。一方、「学校へ行く」はschoolが名詞なので、必ずtoを入れて”go to school”です。

解説欄にある”at home”:「家で」は例文27、203中に出てきます。

あとは、enter:「~に入る」の目的語として名詞のhome(123)、go home(241)、come home(273)が各例文で使われています。

get home:「帰宅する、家に着く」は解説欄にありますが例文には出てこないようです。動詞をgetにすると着いたことに主眼を置く表現になりますね。

home関連の語句として

宿題:homework(74)

老人ホーム:nursing home(175)

ホームステイ:homestay(192)

ホームページ:homepage(198)

故郷(の町):hometown(211)

before then

beforeが前置詞、ということはその後に置かれるのは普通、名詞ですよね。前置詞の後に形容詞や副詞がくるのは限られた場合だけですから。「thenは副詞」と覚えていると”before then”がゼンゼン分からない並びに見えてきます。thenはここでは名詞なんですね。goo辞書では、主に前置詞の目的語として「その時」の意味の名詞とあり、”before then”や”since then”の用例が記載されています。形容詞でも”my then wife”:「私の当時の妻」のように使えるようです。

mom

子供が親を呼ぶ表現、日本ではパパ、ママでしょうかね。ある年齢になるとお父さん、お母さんと呼ぶように教育されたりしますから、成人してもパパ、ママと呼んでいるケースは少ないのではないでしょうか。この例文では「お母さん」:motherのくだけた言い方としてmomが使われていますが、大文字で始めてMomとすることが多いという説明です。

momはこの例文17と48、64、165、240に出てきます。

dadは例文259、267、275(解説欄)です。

また、62ページに家族構成で使われる語のまとめてチェックがありますから参考になります。

間投詞のbye

別れ際のあいさつということで、byeは親しい間柄で使われ、普通はgoodbyeを用いるという説明です。goodbyeは例文148にでてきますが、間投詞ではなく名詞の例です。

例文21の”See you soon.”も別れ際のひとことですね。”See you.”、”See you later.”など使用頻度が多いようです。

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