「例文の学習」カテゴリーアーカイブ

例文6、one・twoの発音

英語・英会話のコツ(キモ)はあるのか?

私は「例文で覚える中学英単語・熟語1800」で新たな例文に進んだとき、先ずは、各英単語の音節と発音を確認し、それから例文を音読するようにしています。発音と音節は密接な関係にあり、どちらか一方が分からなければ、まともな発音はできないので、注意して進めています。
音節を分けるには、いくつかのルールを知ることも必要ですが、新出英単語を見る毎に、先ずは自分で考えてみる、その後、自分の音節分けが正しいかどうかを辞書やインターネット上の〈goo辞書〉等で確認してみる、その繰り返し、慣れることが必要だと思います。その中でいつしか、アルファベットのランダムな並びでしかないと思っていた英単語が、音節という単位で捉えられるようになってきました。また、英単語を観察しているとアルファベットの並び方の特徴が見えてくることもあります。
例えばこの例文に出てくるexcuseを見たら、先ずは音節をパイプ(|)で分けてみます。するとex|cuseで2音節です。そしてexの発音は[iks] 、cuseの最後のeは発音しないのでこれで1音節、その前にある母音字:uにアクセントがあって「ユー」のようにアルファベット読みする、子音字のcは[k]、sは濁って有声音で[z]と発音するんだと納得する。このような作業の繰り返しです。
そして”x”という文字を含む英単語を観察していくと、使われ方の特徴が分かってきます。この本の例文に出てくるものを順番に挙げるとnext,excuse,six,experiment,exchange,exam,extra,explain,excite,expensive,relax,experience,example,express,box,expect,expression,exerciseがあり、20個弱程度あります。
そして語末にくるx以外はすべてexの並びであり、語末のxの発音は[ks]、それ以外は[ks]か[gz]であることが分かります。このように整理しておくと「例文で覚える中学英単語・熟語1800」から次の参考書に進んでも、新出単語のxの発音に関しては応用が利きますね。

one・twoの発音

基数の1のoneは、中学英語でも初期のころに出てきて覚えていますから、疑うことなく、これは「ワン」のように発音するのだと思っていますが、フォニックスルールからすると、かなりの例外ということのようです。oneとwon(winの過去・過去分詞)が同じ発音とはwonder(不思議)な感じがします。

基数の2のtwoもまた(too)、ルールからちょっと外れた感じでtooと同じ発音ですね。