please
pleaseは副詞で「どうぞ」と書いてあります。そして命令文に付けて調子をソフトにすることができると解説されています。
例文として「Please ＋命令文」の形をとっているのは例文9・80・168・232です。
その他は文の最後にpleaseがくる例文86や92や111のケースです。
例文86は”May I —, please?”、例文92は”Could you —, please?”、そして例文111は”I’d like —, please.”これらは「Please ＋命令文」ではないですね。
命令文にいくらPleaseを付けても、やはり命令文は命令文ということのようです。
より丁寧に頼むときには”Could you —?”などを使い、さらに丁寧な印象を与えるために、最後にpleaseをもってくるということですね。
そして日本人がよく使う「どうぞ」の表現としてPleaseを使うのはおかしな表現だそうです。
物を渡しながら「どうぞ」なら”Here.”、「お先にどうぞ」の「どうぞ」なら”Go ahead.”が使われるそうです。
write
write：「書く」はright：「正しい」と発音が同じです。
両者とも母音字のiはアルファベット読みで同じですがwr-のw、-ighのghは読まないというフォニックスルール(Phonics Rule)があり同じ発音になるということですね。
writeの場合、最後のeは読まず、その前にある一番近い母音字はアルファベットの名前と同じ読み方をするというルールも合わせて知っている必要があります。
your
yourは代名詞：youの所有格で「あなたの」の意味で次には名詞がきます。この文ではnameとphone numberとe-mail addressの３つです。
このように3つ以上の語句をつなぐときは、例文8に出てきた従属接続詞：andは最後の語句の前にだけ置いて、その前のつなぎはコンマ（,）を置くという例でもあります。
yourのようなourの発音はいくつかあり、four,courseのように[オーァ]のもの、our,hourのように[アゥァ]のものもありますが、yourのourは[ウァ]で、これと同じ発音にtour：「周遊旅行」があります。
phone
日本語のカタカナでモバイルフォンなどと普段発音していると、どうしても癖でphoneをフォンとしてしまいますが、このoはアルファベット読みで[ou]と発音しないといけませんね。
number
日本語で人に「フォンナンバー教えてください。」とはあまり言わない気がしますが、スポーツ競技で「ゼッケンナンバー」とか、「車のナンバープレート」とか「雑誌のバックナンバー」とかは普通に使っていますよね。これを英語として使う時に困るのは、カタカナ発音になってしまうということもありますが、さらに厄介なのが、英語だと思っていたものが実は和製英語だったり、またある時はその他の外国語だったりする時です。
これはelectronic mailの略で、e-mailでもE-mailでもどちらの書き方でもいいようです。日本語でも「Eメール」とか「電子メール」といいますね。
ところで、Eメールは「書く(write)」という表現でいいのかなぁ、手紙を書くのと違ってキーボードで打ってますけど・・・。調べてみると”write an e-mail in English”とか”write an e-mail to (人)”という表現が出てくるのでよさそうですね。
here
ereの発音ですが、here,sincerelyのように[イァ]のものと、where,thereのように[エァ]のもの、それにwere(be動詞：areの過去形)のように[アァ]のものがあります。あくまでもこの「例文で覚える中学英単語・熟語1800」の中を調べてのことですが・・・。それと発音はカタカナで表現することは本来不可能ですので参考程度に思っていただいて正しくは発音記号で確認してください。
hereの見出し語の意味・解説欄には副詞で「ここに」「ここで」、名詞で「ここ」と記載されています。「ここに」の例はこの例文9、「ここで」の例は例文44、そして名詞「ここ」の例は例文54、79にでています。でも、もう一つ違う使い方がこの本の例文には出てきます。”Here you go(are).”や”Here, ～”では「はい、～」と人に物を手渡すときに「はい、どうぞ。」って感じで使うhereです。「はい、どうぞ。」という時はPlease.ではなくHere.が普通らしいです。このような例は例文105、116、134、160、194にでています。
