「例文の学習」カテゴリーアーカイブ

例文13 – 彼女のは黒い

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tennis

テニス(tennis)といえば最近注目度が急上昇のスポーツですね。テニスをやったことがない私でも錦織選手には注目していてテレビ観戦するようになりました。若い選手の活躍だけでなく、女子では現役に見事返り咲いた伊達選手、こちらも素晴らしいです。アラフォーやアラフィフのスポーツ選手が活躍する姿には、見る側も元気を貰えます。スキージャンプの葛西選手や野球ではドラゴンズの山本昌投手、アメリカ大リーグのイチロー選手も40を越えているそうです。

ところで、アラフォーとかアラフィフなんて言い方を近年よく耳にするようになりました。これらはアラウンド・フォーティ(around forty)、アラウンド・フィフティ(around fifty)の略だそうですが、略す前の言い方自体がすでに和製英語なんですね。英語だと”around the age of ~”として「~歳前後に」という表現になる。

tennisの発音ですが、誰でも子供のころから「テニス」は耳から聞いて覚えています。でも自分がはじめてtennisという英単語を見たとき「テニス」と読めたのかどうか記憶にないです。tennisは最初に音節分けしてten|nisのように2音節だと分からないといけない、日本語のように3音節ではないんですね。そしてフォニックスルール(Phonics Rule)を適用すれば、このように同じ子音字が2つ並んでいる場合の子音は1つ発音する、そしてその前にある母音字のeは短く発音する、つまりアルファベットの読みの「イー」ではなく[e(エ)]となるのだという認識が必要ですね。

スポーツの名称については43ページのまとめてチェックで確認しましょう。

racket

日本語では「ラケット」のように小さな「ッ」が入ります。でも発音記号を見ると[-kit]で日本語のようにケットと弾まないということです。英語では最後のt音もtの舌の位置で止めるだけで、ほとんで耳には「ラキ」にしか聞えなくなってしまいます。また、音節分けも注意が必要でrack|etですね。-etは名詞接尾辞。例文95に出てくる「チケット」:ticketもtick|etです。他にも例文157の「ポケット」:pocketも同じ、例文195の「ジャケット」:jacketもそうです。どれも-cket部分が同じです。この「例文で覚える中学英単語・熟語1800」に出てくる-cketは以上なんですが、他にはどんなものがあるのか興味が沸いてきました。すると「小荷物」の意味のpacket、支え金具の「ブラケット」:bracket、人工衛星を打ち上げるあの「ロケット」:locket、電気の「ソケット」:socket、水を入れたりする「バケツ」:bucketのように我々が日ごろから使っているものが多くありました。このようなすでに知っていそうな英単語も、使える形でボキャブラリーとしてもっていると、この本の1800にプラスできますから充実してきます。

not

否定のNOTです。notは他の語と合体して、ときには形を変えますね。「be動詞+not」や「助動詞+not」の場合など、その短縮形という形です。この本では否定の短縮形としてまとめてチェック欄がありますから参照して頭の中の整理ができます。32ページと84ページです。

hers

hersは所有代名詞で「彼女のもの」という意味で使われます。

この例題では「それは彼女(ユキ)のテニスラケットではないよ。」というところの「彼女(ユキ)のテニスラケット」の部分を「彼女のもの」を表す所有代名詞:hersで表現しているということですね。人称代名詞の所有格は次に名詞がこないといけませんから”her tennis racket”ですが、これを所有代名詞:hersなら1語で表せることになります。

各所有代名詞は19ページでチェックしましょう。

she

sheの発音は日本語の「シー」に近いから日本人にとっては、どちらかといえばうまく出せる音のようです。でも「海」のseaも「シー」も同じように発音するとちょっと違うかもです。sのほうは「ス」といって次の瞬間に「イー」と続けて「スイー」とした方が近くなるようですよ。日本のお寿司の「スシ」はsushiだから、このsuとshiの違いですね。

use

新出の動詞は変化形の確認をしていろんな時制で利用できるように準備しています。

このuseは規則動詞なので過去形・過去分詞が同じです。そしてeで終わる語は最後にdだけを付けてused、発音はuseが有声音で終わるのでdも有声音で[d]の発音です。ing形はuseのeをとったusing、3単現はそのままsをつけてusesで発音は[iz]です。これだけチェックしておけばどんな時制でもuseを使えますね。この本の218ページからの語形変化一覧表には変化のルールも掲載されているので参考にして、自分で整理しておくといいです。

この本ではuseのすべての変化形が例文に出ています。

“use”は例文89・137・138・151・160・243・274・296

”uses”は例文13

“using”は例文143

“used”は例文246・289・290

以上です。

black

blackは名詞で「黒色」、形容詞で「黒い」の意味だと書いてあります。

blackは形容詞としては比較級・最上級の変化があり、blacker – blackestと変化します。

でも勘違いしてblackはいつでも名詞かあるいは形容詞なんだと思わないことです。ここでは2つの品詞が記載してあるだけなんだと思った方がいいです。これはblackに限ったことではないのですが、ホント、そう思います。blackは名詞か形容詞だと思い込んでいると動詞として現れたときに面食らってしまいます。

one

例題13のoneには〔復習〕という青色の記号がついています。この記号が付いている語句は復習語句(再掲)ということなんですが、代名詞として「もの」の意味では初登場ですからご注意。例題6で新出したときは名詞・形容詞で「1(の)」の意味でした。

この例文でのoneは、既出の名詞をくり返すことなく、その代わり使う代名詞としての用法です。

先ほどは所有代名詞:hersも繰り返しを避けるために使われていましたが、このoneも似ていますね。「彼女は黒いのを使っている」の「黒いの」とは「黒いテニスラケット」のことですね。

この代名詞のoneは例文14、15、22、105、115、221にも出てきます。

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