「例文の学習」カテゴリーアーカイブ

例文16 – ペットはかわいいウサギ

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pet

ペットは子供でも知っている英単語というか、いちいち何語なのか考えもしないで使っています。逆に日本語で何て表現すればいいの?と聞きたいほどです。愛玩動物でしょうか?でも会話のなかで「うちの愛玩動物が病気になってね~」とはほとんど言わないですね。ペットを使わずに表現すると「うちで飼っている犬が病気になってね~」とかなら使います。つまりペットとは「うちでかわいがって飼っている動物」のことで家畜は含まれないということでいいのか・・・。日本語でペットというと名詞ですが、petには動詞として「かわいがる」、形容詞でも「かわいがっている、ペットの」という意味で使われるようです。ちなみに「ペットボトル」のペットはペットボトルの原料名の略語だそうです。

ところでpetという単語を使った表現として例文124に”our pet bird”という表現が出てきます。”take care of ~”を使って「~の世話をする」、”our pet bird”のbirdをdog:「犬」やcat:「ネコ」に入れ換えたり、ourをmyにしたりしてそのまま自分の表現に使えます。

次はpetとこの本に収められている他の単語との組み合わせ例を挙げてみます。

name:「名前」(例文1)⇒pet name:「ペットの愛称」

food:「食べ物」(例文119)⇒pet food:「ペットフード」

care:「世話」(例文124)⇒pet care:「ペットの世話」

owner:「持ち主」(例文249)⇒pet owner:「ペットの飼い主」

bookshopのshop:「店」(例文249)⇒pet shop:「ペット・ショップ」

store:「店」(例文30)⇒pet store:「ペット店」

toy:「おもちゃ」(例文267)⇒pet toy:「ペット用のおもちゃ」

例文16の”I have a rabbit.”:「私はウサギを飼っています。」の応用例として例文65の前置詞:asを使って”I have a rabbit as a pet.”:「私はペットとしてウサギを飼っています。」のように情報を追加してみるような練習もいいですね。

「例文で覚える中学英単語・熟語1800」の例文を覚えるだけでは、自分で使える英語へと発展させることは難しいと思います。自分で工夫して応用ができるように高めていくことが必要です。中学レベルでも十分に熟成させれば英語の基礎力はできてくると思います。その後はDUO 3.0などを利用して表現の幅を一挙に広げていくことができます。

rabbit

先ほどの「ペット」のように通常、そのまま日本語で使うことはないと思いますが「ピーターラビット」なら子供達にも広く知られています。擬人化された動物たちが織り成す絵本でウサギのピーターが主人公です。ということでrabbitはウサギですが、ラビットの最初のR音だけ日本語の「ラ」にならないよう注意です。そして動物の名前をまとめてチェックするには90ページの〈生き物〉の欄です。

really

ここでは形容詞のcute:「かわいらしい」を修飾する副詞で「本当に」の意味です。reallyは例文64、160、そして最後の298にも出てきます。

また、reallyのlyを除いたreal(例文220)は形容詞で「本当の」の意味です。

形容詞に-lyを付けて副詞になる語に関しては131ページのまとめてチェックが参考になります。

さらにrealに-ize(名詞・形容詞について動詞を作る)のついた動詞realize:「~をさとる」が例文209に出てきます。

reallyは口語表現でもよく出てくることばですね。感情を表す形容詞について「マジ」とか「むっちゃ」、「ホント」のようなニュアンスで使えるようです。「マジ、怒ってる!」とか「ホントに失礼だ!」などなど。また、ある時には”Really?”1語で「ホント?」のように使えます。

“It’s really ~”というフレーズとして覚えておいて、~に適当な形容詞を入れるだけで、色んな場面で使えます。

〈例〉

It’s really good.

It’s really hard.

It’s really important.

reallyの音節と発音ですが、音節分けするとre|al|lyです。普段RとLを区別しないで日本語の「ラリルレロ」で発していると「リアリィ」のような感じですね。Rの発音がうまくいかない段階でも、少なくとも頭の中ではRとLを意識していることは大事ですね。英文を書くにもRかLか迷わなくてすみますし、Rの発音ができるようになった時には、自分のボキャブラリーの中のすべてのR音が一気に矯正されます。

cute

cuteは形容詞で「かわいらしい」、そして解説欄の関連として、prettyが載っています。prettyの意味は「きれいな、かわいらしい」となっています。cuteとprettyの使い分けは? こんな時、私のすること、もちろん辞書や用例を調べるのは基本的なことですが、とっておきの方法はGoogleの画像検索で”cute”とか”pretty”とか検索窓に入力してみることです。試しにやってみました。すると”cute”で検索すると、かわいらしいわんちゃんやねこ、キティーちゃんもでてきました。一方”pretty”での検索結果は・・・さっきと全く違うサムネイル画像、一面、きれいなおねえさんで埋め尽くされていました。これでcuteとprettyの使い分けは今後ばっちりですね(^^)/

なお、Googleの画像検索の結果には、びっくりするような画像がでてくることがあります。不愉快に思う大人の方もおられるでしょうし、子供には見せたくないという場合もあります。そんなときはセーフサーチの設定をしておくと不適切は画像をかなり除外でき安心できます。蛇が苦手な私はけっして”snake”で検索できません。

long

この本の例文中で、-ngで終わる語の例を挙げてみると、wrong(52)、during(55)、spring(65)、along(101)、thing(113)、sing(132)、king(171)のようにかなり多く出てくることが調べてみて分かりました。これらはほんの一例です。

それに加えて動詞の-ing形もあるので-ngを見る頻度はかなりのものです。日本語で敢えて表現すれば「ング」のような感じで、発音記号はnとgが合体したような記号で、鼻から抜ける音ですね。

意味は「長い;長く」のように形容詞でも副詞でも同じ形で使えます。そしてこの例文16は形容詞として名詞:earsを修飾しています。例文49の”a long history”、例文174の”long sentences”も同様です。例文88は疑問副詞howとともに”How long~?”で「どのくらい長く~か」と程度を尋ねる使い方です。例文129は”long ago”で「ずっと昔」の意味ですね。

この本の例文ではlongはこの程度しか使われていませんが、基本的な単語であるために、他の多くの語と一緒に使えます。距離的にも時間的にも「長い;長く」と言えますね。

またこの本には出てこない表現ですが、知っていると便利なものがあります。

for a long time:「長い間」

before long:「間もなく」

as long as~:「~である限りは」

など。

ear

earのように「母音字2つ+r」という並びは英単語中にいくつか存在します。そしてこのearを含む単語を例文中から探してくると、year(1・83・145・167・187・196・237・239・249)、このear(16)、learn(29・158)、near(57・79)、disappear(67)、early(91)、hear(93・203)、earth(129・225)、nearly(169)、appear(184・214)、heart(201)、clearly(239)、dear(240)、tear(252)、earthquake(254)、nearby(257)、fear(283)、wear(298)で結構ありますね。

ではこれらを発音別に整理してみましょう。4種類です。

year、ear、near、disappear、hear、nearly、appear、clearly、dear、tear、nearby、fear

learn、early、earth、earthquake

heart

wear

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