中高生のころ英語の発音記号が苦手で、見るのも嫌で避けて通ってきました。
高校生の頃使っていた辞典は旺文社のシニア英和辞典だったのですが、普通の発音記号表記のものでした。
その後、成人してからちょっと英語に興味を持った時期がありました。
その時買った辞書は、大嫌いな発音記号なしでカタカナ表記の物を選びました。
これなら発音記号から解放されるし、初めて見る英単語でも、この辞書で調べれば音にできると思ったのでしょう。
当時は英語を専門的にやりたい気持ちではなかったため、それでもよかったのです。
でも今回、英語を真剣にやり直そうとしたとき、発音、そして発音記号への苦手意識を払拭しないと駄目だ、そうでないと到達点は高が知れている、だから避けて通れないと思いました。
私がやり直し英語で最初の頃やってみた参考書に「例文で覚える中学英単語・熟語1800」がありましたが、この本、カタカナ表示はまったくなく、すべて発音記号表記でした。
例文を録音した音声CD付ですから、それで発音を聞くことはできるのですが、各単語をチェックしていくとき、中学レベルの英単語でも自信をもって発音できないと感じました。
かつて、「自信をもって読むことができない単語を覚えることは困難だ。」という話を聞いたことがあったのですが、その通りだなって思いました。これが、発音をしっかりやらないと駄目だと思い始めたきっかけです。