where
whereの発音から確認します。wh-のhは読まないか、wの前に発音するということです。そしてこのereはthereのereと同じで、他にはcare(例文75)やcareful(例文20)、scared(例文275)のare、例文56のpairのair、例文184のtheirのeirなどとも同じです。
品詞は副詞(疑問副詞)で「どこ」とあります。
「出身はどこ?」- 「長野の小さい村です。」
これを見ると”a small village”は前置詞:fromのすぐ後に来ているからもちろん名詞ですよね。つまり”from a small village”の名詞の部分(”a small village”)を尋ねたくて「どこ(where)」からと言っているわけですから”from where”、そして疑問文だから疑問詞を頭にもっていくと例文のように”Where — from?”の形になるわけですね。goo辞書の英和で調べてみたら、やはりこの例文のような場合は副詞ではなく疑問代名詞の用法になっており、前置詞の目的語として通例fromやtoを伴うと記載されていました。この例文のwhereは副詞ではなく疑問代名詞で間違いなさそうです。
are
be動詞:areの発音が1つ記されていますが、これは強勢の発音ですね。文中では弱く発音される場合もあるので、areの発音記号をみて、いつもその通りに発音しないといけない、ということではないですね。辞書には強弱2種類の発音が記されています。
small
smallのように-allの英単語で同じ発音のものは他の例文にもでてきます。
basketball(40)、volleyball(73)、baseball(137)、ball(137)のようにつまりballの部分の-allやfall(83)、call(87)、all(150)、tall(152)、hall(193)、wall(205)です。※()の中の数字は例文の番号です。
shall(97)は違いますね。
あと、allを単語の中に含むものでも次のようなものは違います。
たとえば、wallet(157)やallow(292)はallが単語の中に見えてますが音節がwal|let、al|lowのように分かれます。また、actually(15)、really(16)、usually(46)、especially(208)、finally(241)、gradually(290)はactual+lyのように形容詞の語尾に-lyがついて副詞になったものです。131ページのまとめてチェックも参考になります。
日本語では「大きい~」というときかなり広範に使えますよね。「大きい町」とか「大きい寸法の」、背が「大きい」という言い方もできます。でも英語だとそれぞれ違うんですね。”a big town”、”large-size”、背が高いはtallを使います。ではsmallはどんな「小さい」に使えるのでしょうか。この例文では「小さい村」、例文41の解説欄にでてくる「小文字」:”small letter”とありますが、「例文で覚える中学英単語・熟語1800」に出てくるのはこれだけです。ちょっと物足りないので自分で調べてみました。日本語の「大きい」に当たる英語の単語は色々ありますが、「小さい」のほうはsmallがかなり利用できるようです。
小柄な男:a small man⇔背が高い女:a tall woman
小さな村:a small village⇔大きな町:a big town
小文字:small letter⇔大文字:capital letter
小高い丘:a small hill⇔大きな丘:a large hill
village
-ageの単語はこの本の例文にもかなり多くあります。
village,age,package,message,lauguage,heritage,courage,stage,homepage,damage,encourage,averageの12個です。
-age部分の発音別で分類してみます。
village,package,message,lauguage,heritage,courage,damage,encourage,averageは-ageのaが[i]です。
age,stage,homepageのaが[ei]です。
分けてみるとなんとなく両者の発音の違いが納得できます。複数音節のグループと単音節のグループに分かれている。homepageだってhomeとpageが組み合わさったものでこの本には出てきませんがpage:「(本などの)ページ」の-ageのaの発音はやはり[ei]です。
villageは「村」とくると「町」と「市」も知っていたいですね。
village – town – city
in
前置詞:inは場所や時の情報を表現したいときなど出現機会が多いですがこの例文の”in Nagano Prefecture”は場所の情報で、その前にある名詞を修飾しているので形容詞句ですね。
prefecture
このprefectureは「県」を意味し、「長野県」というときは頭を大文字にして”Nagano Prefecture”にする、そして定冠詞は付けないということです。